借金苦から立ち直った方法②|家族に借金を打ち明けるべき理由と伝え方

節約

借金がある人が最初のステップを終えると、多くの場合こう思うはずです。
「こんなに返さないといけないの?」
「利息って、こんなに払っているの?」

私も同じでした。額を知った瞬間、頭が真っ白になり、しばらく何も手につきませんでした。
でも、落ち込んでいても現実は変わりません。

そこで次にすべきステップは――
「家族に打ち明けること」。

なぜなら、家族に打ち明けることで得られるメリットが大きいからです。

  • 利息なしの返済に切り替えられる
  • 家族の目があることで借りにくくなる
  • 家族の協力が得られる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

利息なしの返済に切り替えられる

これは、親や頼れる家族に一時的にお金を借り、利息のかからない形で返済していくという方法です。

ステップ①で利息の大きさを実感した人も多いと思います。私自身、「こんなに利息を払っていたのか」と愕然としました。

もちろん、「家族に頼るなんて無理」と思う方も多いでしょう。
でも、本当に“頼れない”のでしょうか?


もしかすると、「親に心配をかけたくない」「恥ずかしい」――
そうした気持ちから言えないだけかもしれません。

無理にとは言いません。
ただ、利息を払い続けるより、家族に一時的に助けてもらった方が確実に早く借金から抜け出せる可能性があります。

私の場合は母に相談し、可能な範囲で支援を受けました。
その結果、母に無利息で返済できる分が増え、完済までの道がぐっと近づきましたよ。

家族の目があることで借りにくくなる

家族に打ち明けるのは、とても勇気が必要です。
でも、家族の目があることで「もう借りないようにしよう」と自然に意識が変わっていきます。

私の場合、母の“監視の目”がいい意味で効きました。
追加で借金をすることもなくなり、節約意識が高まったのです。

ただし、注意が必要です。


家族関係によっては、打ち明けることで罵倒されたり、暴力に発展したりする場合もあります。
そのようなリスクがある場合は、無理に伝えない選択も大切です。

家族の協力が得られる

家族に正直に打ち明けることで、理解や協力が得られるようになります。

私は母だけでなく、借金の原因の一つだった夫や、中学生の息子にも伝えました。

夫には最初、怒りをぶつけられ、3日ほど口をきいてもらえませんでした。
ですがその後、飲み会をやめ、休日には単発のアルバイトをしてくれるようになりましたよ。

息子も「そんな状況だったんだね」と使いすぎを反省し、コンビニ利用や外食の回数を減らすようにしてくれました。

以前は月に3万円もするサッカースパイクをねだってきましたが、
今では「本当に必要になったら頼むね」と言うように。

2週間ほどは少し気まずい雰囲気がありましたが、今ではお金がなくても楽しめる暮らしを、家族全員で工夫できるようになりました。

まとめ

家族の形はそれぞれ違います。
この方法がすべての人に合うとは限りません。

しかし、「今、何かを変えなければ」と思っているなら、
できることから一歩ずつ始めてみてください。

家族の協力を得られれば、借金苦から抜け出すスピードは格段に上がります。
少しずつでも、お金の不安から解放される未来を目指していきましょう。

2025年10月現在

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