いよいよ今年も残り1ヶ月。
イベントごとが続くこの時期、何かと出費がかさみますが、年始のお楽しみとして「福袋」を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
「節約しているのに福袋?」と思われるかもしれません。
しかし、選び方を間違えなければ、福袋は家計にとって“かなりお得な買い物”になるアイテムです。
借金地獄から黒字家計に変わった私が、毎年実践している「本当に買うべき福袋」の選び方を紹介します。
1. 日頃から利用している店舗の福袋を買う
SNSやテレビでは「今年の当たり福袋」が続々と紹介され、
「買わないともったいない!」という気持ちになりがちですよね。
予約開始も年々早まり、焦らされる雰囲気もあります。
ですが、
普段利用しない店の福袋は、どれだけお得でも“無駄遣い”になります。
たとえば、大戸屋の福袋(2026年)は5,000円で6,000円分のクーポン+人気商品付きという超お得仕様。
しかし、大戸屋を普段利用しない人にとっては必要のない出費です。家計簿で言えばレジャー費や特別出費に分類される消費行動になります。
逆に、月に数回利用する人にとっては“食費の先払い”と同じで、確実に節約につながります。
私の場合は「ルピシア」の福袋を毎年購入しています。
紅茶を毎日飲む習慣があるので、これは完全に“必要経費”。
でも、紅茶を飲まない人にとっては不要な出費です。
大事なのは「情報」ではなく「自分の日常」。
ライフスタイルに合う福袋だけを選ぶのが、節約の第一歩です。
2. “今必要なもの”に限定して購入する
福袋を買うということは、当然ながら物が増えます。
しかし、安さ・かわいさ・限定・流行などに気持ちが揺さぶられ、
“客観的な判断”が乱れやすいタイミングでもあります。
人気のジェラートピケの福袋などは、見ているだけで欲しくなってしまいますよね。
でも、ここで冷静になってください。
- 今のパジャマはボロボロ?
- 穴が空いている?
- すり減ってて買い替えが必要?
これらに該当するなら買い替えはアリです。
しかし「まだ着られるのに、かわいいから欲しい」という理由なら、それは贅沢品です。

私は今年、娘のメガネの度が合わなくなってきたため、メガネの福袋を予約しました。
これは“確実に必要な出費”なので迷いはゼロ。
事前に子ども用メガネ対応かどうかも問い合わせて確認済みです。
必要なものだけを買う。当たり前だけど、一番ブレやすいポイントです。
3. 予算を決めておく
お目当ての福袋を手に入れたのに、
つい他の福袋にも惹かれて両手いっぱい買ってしまった…という経験はありませんか?
福袋は“単価が高い”のが落とし穴。
- ひとつ数千円〜数万円
- 「お正月」という特別感
- クレジットカードでの気軽な決済
これらが重なると、気づいたら何万円もの出費になることもあります。
だからこそ、
「福袋と初売り、合わせて○○円まで」と年内に予算を決めておくことが重要です。
私は毎年、年末年始の予算を紙に書いて財布に入れています。
ここまですることで、お正月の“ゆるみがちな財布”を自分でコントロールできています。
◆まとめ|賢く選べば、福袋は“節約アイテム”になる
福袋は、ただの“お楽しみ袋”ではありません。
使い方次第で、家計管理の心強い味方になります。
- 普段使うお店のものだけ買う
- “必要な物”に限定する
- 予算を決める
この3つを守れば、満足度も節約効果もぐっと上がります。
年末年始の出費が増えやすい時期こそ、賢く選んで気持ちよく新年を迎えましょう。
2025.12.1現在

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