飲み物1本200円…。次々と発表される値上げに、「どうやって家計を守ればいいの?」と不安になりますよね。
実際、帝国データバンクによる
と、主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした10月の飲食料品値上げは3024品目の値上げが実施。1回あたりの値上げ率平均は17パーセントだそう。
最も多いものが「酒類・飲料」で、2262品目にも及び、包装米飯や餅製品を中心とした「加工食品」が340品目、焼肉のタレやみそ製品の「調味料」が246品目と家庭に影響を及ぼしやすい商品がたくさん値上げされています。
減らしにくいけど一番気になる<食費の減らし方>
今回は、マイナス家計を黒字に転換した私が「値上げに負けない!家庭でできる対策4選」を紹介。すぐに実践できるものが多いので、参考にしてみてくださいね。
一番気になるのは食費ですよね。自分だけなら<もやし生活>でもいいかもしれませんが、子どもや家族がいる家庭には、減らしたいようで減らしにくい費用でもあります。
しかし、身近だからこそすぐにできる対策がありますよ。
1.コンビニを利用しない
1つ目は、コンビニをしようしないことです。当たり前かもしれませんが、スーパーやディスカウントストアと比べ、コンビニは正規価格。スーパーで110円のジュースが180円で売られていたりします。
ただ高いだけではなく、コンビニによると、新商品やスイーツ、くじやおまけのついたウエハースなど誘惑がたくさん。
コンビニでアルバイトをしていた時は、毎日常連さんが1500円使うなんて当たり前。夕飯時なんて、家族全員分で6000円分くらい毎週末に買う人もいて驚いたことがあります。
コンビニ利用を減らすには、行かないこと!
そうすると「どうしたらコンビニをやめられるの?」と、疑問が湧いてきますよね。
実は簡単で、コンビニを利用する目的、時間などを1度考えるといいです。私の場合、息子のサッカー練習帰りによることが多かったと分析しました。
理由に気づけばあとは対策。息子に持たせる飲料や軽食のほかに、保冷バックにスーパーで購入したちくわやパン、ジュースなどを詰めて持参し、終わったらすぐ与えられるようにしていました。
もし、対策がわからない、理由が見つからない人は問い合わせてくださいね。一緒に考えてみましょう。
コンビニ利用を減らす方法まとめ
- コンビニに行く目的、時間、購入品を分析。
- 分析結果から対策を考える。
- 購入するものの代用品を検討する。
2.外食を減らす
食品値上げ=外食も値上げが予想できます。前述と同じく外食頻度を減らすことが一番効果的。
ここでも、外食に行く目的、行く日を自分で分析します。
私の場合、疲れてお弁当・母の日に回転寿司・息子のサッカー帰りに外食・自分のご褒美に外食という分析をしました。

ここで大切なのは、全てを手放す必要はないこと。私の例でいうと、「母の日に回転寿司」はやめませんでした。一番お世話になっている母に感謝の気持ちを届けたいからです。
やめたことは「疲れてお弁当」で、だいたい予測がつくからです。生理前や仕事の忙しい日、子どもの試合が重なる日などを予測して、つくりおき・冷食の活用などでのりきります。
頻度を減らしたのは残り2つ。「息子のサッカー帰りに外食」は、つくりおき・冷食を用意しておき、友達に誘われたら無理に断りません。「自分のご褒美」は、月に1度だけ・1500円までと決めています。
外食利用を減らす方法まとめ
- 外食する目的、時間を分析。
- 分析結果から対策を考える。
- やめるものと頻度を減らすものにわける
- 予測を立てて、つくりおき・冷食を活用
3.過度なまとめ買いをやめる
ディスカウントストアやスーパーの安売りなど、安いからとまとめ買いする人もいますよね。
しかし、まとめて買うことによって下記のようなリスクもあります。
- 腐らせてしまう
- 必要以上に使ってしまう
- 一度に大きな出費となって予算管理が難しくなる
まとめ買いは、頻度を決めるのも大切。私は、週に1度金曜日か土曜日に1週間分をまとめ買いし、つくりおきをしない食材は、すぐ切り分け・冷凍するようにしています。
1週間分を超える食材は、買わず日曜日は在庫一掃デーにして残り物でアレンジを楽しみます。
作る日にちを決めるのも一つの方法。例えば、月曜日に月〜水曜まで作る、木曜日に木〜土曜日まで作り、日曜日は冷蔵庫一層する日と決めるとスムーズです。
特に、土曜日まで作るというのは重要なポイントで、金・土曜日は次の日休みの人が多いので気が緩みがち。気が緩む前に作っておけば無駄な外食が抑えられますよ。
4.予算をまもる
週単位で予算を決めて守るのも大切なこと。いくら安くても予算以上のものは買いません。
前述のように腐らせたり、必要以上に使うのは自分でも可視化できるので反省につながるのですが、予算管理が一度上手くいかないと「来週から頑張ればいいや」と、諦めてしまいがちです。
来週が来月になり、来年になり、「お正月から頑張ろう」なんて先延ばし。これではいつまで経っても節約なんてできません。
予定を立てる、予算を決めるというのは、家計管理に必要不可欠。それが一度崩れてしまうと、修正しにくくなってしまいます。特に真面目なタイプは要注意。
反対に、無理して安い物を購入するのではなく、欲しい物を予算の中で購入することができます。
今週は、予算より1000円少なく過ごすことができるなど、ゲーム感覚で楽しむのもいいですよ。
まとめ
コンビニや外食など自分を分析して、事前準備が大切なことが理解いただけたと思います。
節約する上で大切なのは、現状把握と予測です。自分や家族の予定を考え、ある程度予測をして準備するだけで、ストレスを抱えることなく、無駄遣いを減らして過ごすことができますよ。
全部一気にしなくても大丈夫。完璧主義者ほど1つがダメになると諦めてしまい、節約に向いていないとも聞きます。
できることから取り入れて、できたら次のステップに進んでいきましょう。
2025年10月3日現在
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