借金返済から黒字家計へ挑戦中の、節約系ライター・みおりです。
節約系の本や動画をチェックすると、必ずといっていいほど出てくるのが
「コンビニ利用を減らす」 というアドバイス。
でも、実際は便利だし、時間のない朝や疲れた帰り道につい立ち寄ってしまいますよね。
私は現在、本業のかたわら早朝のコンビニでアルバイトをしながら借金返済を続けています。
そこで見えてきたのが、コンビニがどれだけ“節約の敵”になるのか という現実でした。
今回は、店員として実際の購入傾向を見て気づいた
「コンビニに立ち寄るだけで、どれほどお金が消えていくのか」
というリアルをお伝えします。
コンビニ店員が見た「毎朝どれだけ使っているのか」の現実
場所によって差はありますが、早朝に最もよく売れるのは意外にも“タバコ”です。
続いてコーヒー、菓子パン、お弁当。
毎朝の購入例はこのような感じ
- タバコ:500円前後
- コーヒー(500ml缶):約150円
- 朝食のパン類:150〜250円
- 昼のお弁当:600〜700円
- お茶:150円前後
合計すると 1,300〜2,000円 を超える方は珍しくありません。
もちろん、これは否定ではありません。
仕事柄コンビニを利用せざるを得ない人もたくさんいます。
ただし——
節約したい人が毎日このペースで利用するのは、家計へのダメージが大きすぎるのです。
そこで、実際に店員として見てきた「典型的な朝~昼の購入内容」と
私が自宅から持参している「弁当+水筒」の費用を比べてみました。
コンビニ利用 vs 弁当・水筒の差額
コンビニ:合計1,350円
- 朝食:510円
- 昼食:680円
- 飲み物:160円
弁当・水筒持参:合計414円
- 朝食:84円
- 昼食:250円
- 飲み物:80円
▶ その差額:936円/1日
22日働いた場合、
936円 × 22日 = 約2万円の差。
「たったコンビニをやめるだけ」で、2万円が浮く。
これが現実です。
コンビニに潜む“天使の顔をした悪魔”とは?
コンビニが節約を邪魔する理由は、もうひとつあります。
それは——
“見たら買いたくなるように設計されている”こと。
店員だからこそわかるのですが、コンビニの商品配置は本当に巧妙です。
- 新商品のスイーツコーナーが目に入りやすい位置
- 期間限定のポップ
- 「1個買うと1個無料」キャンペーン
- お得に見えるポイント還元
- 季節の誘惑商品(ホットスナック、冷たいドリンクなど)
これらはすべて、
「つい買ってしまう動線」 を作るための仕掛け。
必要なものだけ買おうと思って入ったのに、
気づけばスイーツや限定品まで買ってしまった経験、ありませんか?
「買う瞬間は楽しいけど、家で袋を開けて後悔する」
これは、節約をしたい人なら一度は経験しているはずです。
だからこそ、節約の世界では口を揃えて、
「コンビニには入らない」
と言われているのです。
結論:節約したいなら“寄らない”が最強
コンビニを否定するわけではありません。
むしろ、24時間開いていて、温かいもの・冷たいものがすぐ買える。
忙しい家庭にとって強い味方です。
ただし、
節約したい時期だけは“距離を置く”ことが最も効率がいい節約法です。
代替案を使えば、無理なく節約できますし、
どうしても利用する場合は「買うものを固定する」だけでも大きく変わります。
次回予告
次回は、
- コンビニの代わりになる“コスパ最強の代替案”
- コンビニを「使うなら損しない方法」
- コンビニで買ってもOKなもの・NGなもの
を紹介します。
2025年11月現在


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