お正月の彩りやお寿司など子どもから大人まで好きな人も多い「いくら」。
赤くてツヤツヤの丸みを帯びたフォルムは、見た目も華やかで食べても美味しく、特別な日の食卓を彩るのにぴったりですよね。
しかし、そのいくらが高騰していると話題になっています。
今回は、いくらがなぜ高騰しているのかという考察や対策などをお伝えします。
1.いくらが高騰している理由
いくらは、鮭のたまごです。その原料となる鮭が不漁となっていることが原因でいくらが高騰していると話題になっています。
原因は、2021年頃に根室から日高にかけて広範囲で発生した大規模な赤潮です。
この影響で鮭の稚魚が十分に育たず、不漁につながったとされています。
鮭が育たない=イクラの原料となる筋子の供給が不足。
結果、国産イクラの供給量が去年に比べ約7割減り、高騰に影響しているとみられます。
2.どのくらい値上がりしているのか
観光地の飲食店では、いくら丼の価格が1年で1000円ほど値上がり。
鮮魚店の仕入れ値が2倍近くになったという話も。
サケよりも比較的安価なマスやベニザケのいくらも去年に比べて高騰しているといいます。
鮮魚店などでも仕入れの確保だけで精一杯だと話していました。
3.お正月にかかせない?カズノコや冷凍カニも値上がり
お正月にかかせないカズノコや冷凍カニも、円安の影響により値上がりの兆候にあります。

売れ行きを懸念して仕入れ自体をおさせているお店もあることから、早めに購入したほうがよさそうですね。
4.年末までにできる対策は?
いくらだけでなく、カズノコやカニ、野菜や餅……
年末年始が近くなるにつれて、様々な商品の値段が上がります。
対策としては、冷凍や日もち可能な商品の「早めのストック」あげられます。
カニやブリなどは、鍋に入れる食材は、抵抗がなければ冷凍がおすすめ。
私は、すき焼き用のお肉も冷凍しています。
他にも調べてみると、白菜も丸ごと新聞に包み冷蔵庫で保管すると2〜3週間もつのだとか。
早めの対策が節約に繋がりそうですね。
しかし、必要以上に購入すると消費ではなく浪費になってしまいます。
献立を立てるなど事前に計画を立てて、気持ちの良い新年を迎えたいものですね。
2025年12月現在

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